実験準備をやめれば、
明日から残業が1時間減ります。
すると、
その1時間で見たかった
ドラマが1本見れます。
筋トレをすれば
半年後には魅力的な身体を
手に入れることができます。
あなたの思いのままに
1時間を使えるように
なります。
そうすると、
あなたの人生は
より豊かになるでしょう。
逆に、
実験準備を毎回していると、
1年間で何十時間も
残業をすることになり、
自分時間がなくなります。
しかも、
残業をすることで
毎日がつまらないものに
なります。
私は、初年度に
2つの学年を担当しました。
その際に、
1班ずつ実験セットを
作っていました。
実験があるたびに
道具を出しては入れての
繰り返しで、
1回の準備に最低でも
1時間はかかりました。
放課後から
実験準備を行うので、
おのずと1時間残業することが
確定していました。
今では、
実験準備をしないことで
定時退勤をすることが
できるようになりました。
今回は、そのような
実験準備の時間をなくす方法
についてお伝えしたいと
思います。
その方法とは、
実験準備を子どもにさせる
ということです。
教員は実験準備の手間が
省けるとともに、
子どもは実験器具に
ふれる機会が増え、
実験操作が上達します。
具体的な方法を説明すると、
実験の前時に
子どもに予習を
させてください。
そして、
その間に薬品の調整や
道具の不備、
予備実験等を行います。
実験を行う際には、
各班のカゴを用意し、
必要な道具を自分達で
持っていくように指示します。
実験後には片付けまで
全てを行わせ、
あとは乾燥させるだけ
の状態で授業を終えます。
これができるようになれば、
毎回1時間の残業をして
実験準備をする必要が
なくなります。
初めは不安なことも
ありますが、
子どもの実験技術を育てる
という気持ちで
取り組んでいきましょう。
実験準備をやめるだけで、
あなたの残業時間が
明日から1時間減ります。
だから、今すぐ、
実験準備をする手を止めて
家に帰りましょう。
そして、
子ども達に準備をさせるために
各班のカゴを
買いに行きましょう。