〔授業案・板書〕
こんにちは!
もるです!
中学第3学年(エネルギー分野)の授業案を共有します!
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
〔授業の展開〕
導入
1 実験を振り返る
○数値を振り返らせながら、空気中と水中を比較する。
→ばねばかりが示す値は水中の方が小さい!
○物体に加わる重力は空気中・水中に関係ないことを確認する。
○深さが変わっても、水中ではばねばかりの値は変わらないことを確認する。
→後の浮力に関する問いにつなげる
2 浮力と浮き沈み
○浮力の意味を確認する。
○浮力と重力の関係から浮き沈みを捉える。
→力を矢印で表現し、大小関係を視覚的に理解させる!
発問
『浮力はなぜ生じるのだろう?』
展開
3 浮力の生じる理由を考える
○物体と水圧の図を示す。
→左右と上下の水圧に注目する声かけを行う。
4 3を全体で共有する
(生徒の発言)
○水圧は深いほど大きいから。
→浮力の根拠にはなっていない。
○物体の上下で水圧の大きさが違うから。
→問い返し『上下の水圧の違いがなぜ浮力に関係する?』
→『下からの水圧の方が大きいから下からの力が勝つ!』
5 浮力が生じる仕組みを知る
○物体の左右にはたらく水圧は等しいことを確認する。
→左右で打ち消し合う!
○上下の水圧の差だけ浮力がはたらくことを説明する。
→図で示して視覚的に理解できるようにする。
6 浮力が水深に関係なく一定の理由を考える
(生徒の発言)
○水圧が大きくなるから。
→水圧が大きくなることと浮力が変わらないことの関係は?
→上下両方の水圧が大きくなるから、差は変わらない!
➕α アルキメデスの原理
7 まとめ
○浮力が生じるしくみを班内で説明し合う
ポイント
○水圧を視覚的に捉えさせる
○力の矢印を比較する場面を設定することで、『力の合成』につなげる。