【あえて教えない!?】スケッチの仕方

こんにちは!
もるです。



新学期が始まって1年生で
教えるのに苦労するのが
「スケッチ」。

あなたがこの記事に
たどり着いたということは、





と思っているのではないでしょうか?
私も初任の時は教科書通りに教える
ことに必死でスケッチの仕方や教え方
には自信がありませんでした。


4月の忙しい時期で授業準備も
十分にできずに取り組む方が
多いと思います。



その結果、



を見て自分の教え方に
自信を無くすことでしょう。


しかし、
この記事を読んでいただければ
スケッチの要点を理解する
ことができ、



今日の自分よりも自信を持って
スケッチを教えることが
できるようになります。




生徒のスケッチがみるみる
成長する姿が見たい方は
必ず最後まで読んでくださいね!

スケッチの前にすべきこと

スケッチがうまくなるためには、
スケッチの仕方を教える前に
しなくてはいけないことが
2つあります。



1つ目は、
書きやすい環境を整えることです。



生徒の中には、
絵には自信がない
自分が書いたのを見られたくない
周りが気になる



という気持ちから
書くことに抵抗感を
もっている生徒が一定数います。



まずはこの心ブロックを
破壊する必要があります。


私の場合は、
わざと見た目がきれいとはいえない
スケッチを黒板に書くことで
きれいに書くことが目的ではなく、



観察するものの特徴を捉えること
が大切だと伝え、
生徒の心理的なハードルを
下げています。


2つ目は、
理想のスケッチを示す
ことです。



目指すべきところを
明確にすることで
子どもの基準を引き上げます。



この2つをスケッチ前にする
ことで生徒全員が手に鉛筆を持って
生物と一生懸命に向き合う姿を
引き出すことができるようになります。

スケッチの教え方

それでは具体的なスケッチの
教え方をお伝えします。



は?

と今思いましたね。
先生から1つ1つ淡々と伝えても
右から左へスルーされます。



では、どうするか?
気付かせてください。

理想のスケッチをよく見て
悪いスケッチの例と比較して



班対抗でスケッチのポイントを
いくつ見つけられるか
競争してください。



教えなくても生徒は
気付けるんです。



教えるという先入観から
離れてみてください!
この活動をすると、
後で観察する力が一気に上がります!

スケッチの仕方

スケッチの教え方は
わかったけれど、
どんなことに気付かせれば
いいのかわからない。



という方のために
具体的なスケッチの
ポイントをお伝えします。

細い線・小さい点ではっきり書く

スケッチをさせる際は必ず
鉛筆削りを用意しましょう。



よく削った鉛筆で
細い線と小さい点で
はっきり書かせてください。

線の重ね書き、影をつけない

スケッチは特徴を
はっきり書くことが大切
なので重ね書きをしたり、



特徴に関係のない
影を書いたりしない
ようにしましょう。

背景(観察するもの以外)は書かない

観察するものだけに
注目してスケッチするので
背景は書かないようにしましょう。

色はつけない

観察していると
色を付けたくなる
こともありますが、
白黒で書きましょう。

日時・場所・特徴を書き込む

いつ・どこで観察したのか、
どのような特徴があったのか
を具体的に言葉で書き込みましょう。

スケッチの教え方がうまくなるために

スケッチの仕方を教えることから
気づかせることに変えるだけで
生徒は生物と真剣に向き合い、



互いに協力し合いながら
スケッチの回数を重ねるたびに
上達していき、



理想のスケッチへと近づいて
いくことでしょう。


だから今すぐ、
教えるという考えを手放し、
明日生徒に見せる
理想のスケッチを探しましょう。

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